Advanced Format(ブロック長4 KB)ハード ディスク ドライブのサポート

Storage ManagementにPERC 9以降のシリーズのハードウェア コントローラーのサポートが導入されたことにより、従来の512 Bセクター ハード ディスク ドライブを使用しているユーザーは、Advanced Format(ブロック長4 KB)ハード ディスク ドライブに移行できるようになりました。ブロック長4 KBのハード ディスク ドライブでは、8台の512 Bセクター ハード ディスク ドライブに格納されているデータを4096 B (4 KB)の1セクターに統合できるため、ストレージ面メディアを効率的に活用できます。このブロック長4 KBハード ディスク ドライブのデータ統合機能により、データの効率性とエラー訂正機能が向上します。

Storage Managementでは、PERC 9以降のハードウェア コントローラーに接続されたブロック長4 KBハード ディスク ドライブでの仮想ディスクの作成がサポートされます。

メモ: ブロック長4 KBのハード ディスク ドライブは、PERC 9シリーズより前のハードウェア コントローラーではサポートされません。ブロック長4 KBのハード ディスク ドライブをPERC 9より前のハードウェア コントローラーに接続すると、ブロック長4 KBのハード ディスク ドライブは[未対応]として表示されます。
  • [詳細設定ウィザード]で仮想ディスクを作成する場合、 [論理ブロック長]ドロップダウン リストから物理ディスクのセクターを選択できます。使用可能なオプションには以下があります:
    • [512B]
    • [4 KB]
  • ハード ディスク ドライブ セクターの混在はStorage Managementでは許可されないため、仮想ディスクの作成にブロック長4 KBハード ディスク ドライブと512 Bセクター ハード ディスク ドライブの両方を使用することはできません。
    メモ:  システムに512eセクター ハード ディスク ドライブがある場合、512eセクター ハード ディスク ドライブは512 Bセクター ハード ディスク ドライブとして識別/報告され、512 Bセクター ハード ディスク ドライブと同様に作動します。